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旅館デザイン|仕事の合間の出来事|第一回旅館甲子園

こんにちは、吉川です。

先日、東京ビックサイトにて開催された「旅館甲子園」を覗いてきました。
 
「旅館甲子園」とは、全国の旅館・ホテル約1600軒を対象に出場者を募集し、
多数のエントリーから旅館の日本一を決めるプレゼン大会です。
 
今回は記念すべき第1回目とのこと。
 
私は途中から入場したのですが、広い会場に並べられた椅子は既にいっぱいの超満員。

タイミングよく始まった鬼怒川温泉のプレゼンテーションを
後方の立見客に交じって観覧するかたちとなりました。
プレゼン冒頭はオープニングムービーの上映からスタート!
 
ドキュメンタリー番組さながらの非常に凝った構成で、
経営者から厨房スタッフ、清掃係、といった
各現場で活躍する方々にスポットを当てながら旅館の魅力を伝える内容です。
 
上映後は代表の金谷社長が舞台に現れ、
旅館の再生に向けた現在までの取り組みを力のこもった口調で語られていました。
 
時折、涙がこらえきれず言葉に詰まる場面も。。。
 
メーンバンクが破たんしたどん底の時期から這い上がるまでの苦労、
ついて来てくれた仲間たちへの熱い思いなど。。。
 
私も聞いていて思わずウルッときてしまいました。
 
現場での取り組みとしては、
目標をただ数値化すると情緒が無くなるので"ビジョン"を持つようされているそうなのですが、
ビジョンを共有する場として、年に一回経営方針発表会を開催されているとのこと。
 
その際には大宴会も行い、メッセージビデオを上映し皆で泣いて
社員全員で “感動を共有” するという具体的な取組みについてお話を伺うことが出来ました。

koushien.JPG

 
今まで、こうした会場での企業プレゼンをいくつか見てきましたが、
こんなにも “情熱” を感じるプレゼン大会を見たのは初めてで、
観客側も勇気を与えられるような素晴らしい内容でした。
 
旅館業は近年若い人手が減少し、人手不足に喘いでいる旅館も少なくないと聞きます。
そういった問題を少しでも打破できるよう、こうしたイベントを通して、
旅館業の魅力を広めていけるといいですよね。
 
吉川

旅館デザイン|会津若松 | 大内宿 雪ver.

こんにちは、後藤1号です。

会津若松の旅館のプロジェクト、工事着工準備が着々と
進んでおります。
施主さまとの打ち合わせで会津へ。
今回の工事ではもともと宴会場で利用していたところを食事処として
リニューアルする計画です。
これが既存の宴会場。enkaijou.jpg
部屋数が多い旅館では景気の影響などから団体客が減少していて
大きな宴会場を持て余してしまうことがあります。
そこで、現在の宿泊客の割合で大半を占める家族連れやカップル向けに
宴会場を食事処にコンバージョン。
スタッフの導線改善はもちろん、ワゴンサービスなども
合わせて開始出来る事でおひとりあたりの食事単価もアップ出来ますし、
お客様も地元の食材やお酒が楽しめてまさにWin-Winな関係が
構築可能となります。

現場から程近い大内宿に興味があり何回か立ち寄っているのですが、
今回は雪が積もった街並みに。

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以前が↓ooutijuku.JPG
今回が↓
ooutijuku-yuki.jpg
 
残念ながら雪まつりのタイミングは逃してしまったのですが、
すごくいい雰囲気です。
この写真を撮るために登った丘までの階段は雪に埋もれてツルツル。
手すりにしがみつきながらじゃないと登れないような氷の坂と化してました(笑)
この大内宿。次は4月に風物詩の茅屋根の葺き替えが行われます。
今回のプロジェクトの竣工も4月。
葺き替えを見学できたらいいな♪
後藤1号

旅館デザイン|会津若松 |大内宿

こんにちは、後藤1号です。先日、現在進行中の会津若松の旅館改装プロジェクトにあたって、

会津若松市の消防署と福島県の建設事務所に事前協議に行ってきました。
11月の後半ではあったのですが、行く途中の峠ではまさかの雪!!!
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タイヤがノーマルだったので焦りましたが、大した降り方にはならず、
問題ありませんでした。
次回行く時はスタッドレスが必須ですね。
そのついでに、以前から行ってみたかった「大内宿」に立ち寄ってみました。
昔ながらの茅葺き屋根の町並みが残っていて、
ちょっと歩くだけでタイムスリップしたような気分になりました。
そして、町並みを抜けると高台に神社があり、その脇の細い道を行くと
大内宿の紹介でよく見る写真の撮影スポットがあり、パチリ!
写真2.JPG
いい雰囲気です。
そして大内宿といえば、「高遠そば」です。
ここでは長ネギを箸代わりにして蕎麦を食べるのが風習があります。
囲炉裏のある三澤屋さんにおじゃまして頂きました♪
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大内宿では来年2月9日、10日に雪まつりをやるそうです。
タイミングが合えば、是非雪に包まれた大内宿も見に来たいです。

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後藤1号

旅館デザイン|改装案件進行中|ミーティング風景

 

こんにちは後藤2号です。

突然ですが
「材料の原価を抑えてお客様にメリットを感じて欲しい。」
ということを我々は日頃から考えています。

そんなお客様にメリットのある新しい試みを始めるべく、
ショールームにてカタログや実物を見ながら
より具体的に話を進めるため、お客様と打ち合わせをしてまいりました。
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今回の仕組みは、輸入品などを独自のルートで取引してコストダウンをはかる。
何重にもなる流通ルートのカットにより、大幅なコストダウンを図れる仕組みです。

数量が揃っていて、納期も長くとれる案件では
お客様にコストダウンというメリットが生まれてきます。

今回はあらかじめ提案内容をある程度固めた上で、
お客様に対し、床材と家具の実物お見せし、イメージを膨らませました。

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例えば食事処の床材を2色使って、
突きつけで貼っていく場合の濃淡の具合を大判のサンプルで見ていただいたり、
既存のチェアに合う床材はと、
サンプルの上に既存と似た色味の椅子をひっぱり出して並べてみたり、

 

 

pic3.jpg

ワゴンを引く場所だということで、
エンボスの効いた塩ビタイルの上を
キャスター付きのラックを転がしてガタガタ音をチェックしてみたり、

展示品のチェアで座り心地や高さ奥行き感など検証したり、

その場でお客様からもっと○○だったら良いとか、
こんな程度の質感でOKだとか

都度意見を頂けるので、
紙ベースで打ち合わせていくより、話がスムーズで便利です。

このシステムを導入するには、余裕のある納期がマストなので、
工事をお考えの方は出来るだけ早めにお声かけいただくことが
減額案の肝になるかと思います。

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後藤2号

旅館デザイン|会津若松 |紅葉間近

こんにちは、後藤1号です。先日、会津若松へ行ってまいりました。

5年ほど前に大浴場のリノベーションをさせていただいてからの
お付き合いで、この度あらたな改装計画をさせていただく事に
なったからです。お客様との信頼関係を大切にし長いお付き合いをさせて
いただける事に感謝しております。

以前のルートだと白河から白河羽鳥レイクラインという山道を抜けて行ったのですが、
2008年に甲子道路が開通していて、道のりも非常に楽に早くなりました。
甲子道路は大内宿や塔のへつりで有名な下郷町へ抜けます。
今回行ってきた10月の中旬では紅葉はまだちょっと早い感じでしたが
次回の打ち合わせ頃は紅葉もいい感じになっているのではないかと期待しています。
今回の打ち合わせでは到着が少し予定より早かったので、
ちょっと寄り道で「芦ノ牧温泉駅」へ立ち寄りました。
ここは猫駅長がいることで有名といいうことで駅長に挨拶を!
と思ったら巡回中とのことで不在でした。残念。
そしてお昼ご飯は
行きの車中で社長の亀田と話していた「ソースかつ丼」です。
デカイです。
うちのスタッフの顔と比べてもこの大きさ!
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実はこの丼ぶり蓋があるのですが、カツがでか過ぎて閉まらず、
お新香用のお皿になってしまっています。
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ドーン(笑)
そして、このあと打ち合わせと現場調査、
震災当時やその後のお話などを聞き帰ってまいりました。
 紅葉狩り等へお出かけの予定がある方は是非会津地方へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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後藤1号

旅館デザイン|Tsukigase Spa 雲風々|客室紹介「栬楓」

こんにちわ、吉川です。

今月オープンした「Tsukigase Spa 雲風々

後藤1号に続いて今回は、「栬楓」のお部屋をご紹介したいと思います。

今回のプロジェクトでは既存の離れ7室を
露天風呂付き離れへとリノベーションさせたのですが、

私はそのうちの2室、「栬楓(セイフウ)」「蛍火(ケイカ)」を
担当させて頂きました。

この2室のみ、既存の露天風呂が備わっており、
デザイン的にも活用可能と思い客室のデザインと
融合させています。

▼和室からテラスを望む。
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▼露天風呂は伊豆石を削り出して作ったもの。
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▼中心が切り欠かれ、坪庭のあるテラス

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上の2枚の写真、テラスの中心と露天の先にもみじがあるのが分かりますか?
「栬楓」という名は、悠然と佇むこのもみじの姿から名付けられました。

もみじといえば、真赤に色付く秋の紅葉が思い浮かぶと思いますが、
その色の変化には他にも表現があるのをご存知ですか?

調べてみたところ・・・
新緑の青々とした葉が、黄色に変わるのを「黄葉(こうよう、おうよう)」、
紅葉を終え、赤い葉が褐色に変わるのを「褐葉(かつよう)」というそうです。

四季を通して、多様で美しい変化を楽しめるもみじ。

それをテーマに背負ったこのお部屋にも、
所々にそのモチーフをちりばめています。例えば…

▼玄関
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室名の入ったブラケット照明はシェードがもみじ模様だったり。

 

▼エントランスホール

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もみじの版を押された赤い和紙が玄関のアクセントになっていたり。

 

▼トイレ、洗面所、浴室

 

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水廻りの壁一面の暖色系のグラデーションタイルは
もみじが黄→橙→赤と色付いてく様を表現していたりと、

宿泊された方々に、視覚で愉しんで頂けるような工夫をしています。

また、他にもこだわりのポイントとして、床板には名栗加工のフローリングを採用。

▼名栗加工のフローリング

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手斧で削られた、うねるような表面の陰影を視覚で愉しみ、
デコボコとした踏みごたえを足裏の触感で愉しめます。

床暖房を備えているので、冬でもポカポカです♪

五感で感じて、癒される。
そんな旅を求める方にはお勧めの旅館です。

オープンを記念した期間限定プランも実施中なので、
これを機に、是非泊まってみて下さい。

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吉川

旅館デザイン|Tsukigase Spa 雲風々 |客室紹介「月響」

こんにちわ 後藤1号です。
Tsukigase Spa 雲風々

今回の現場はいろいろと新しい試みをした現場でした。

まずは、私の担当したお部屋の一つをご紹介。

「月響」という名前です。

 

もともと“月ヶ瀬”という土地の“月ヶ瀬温泉”という源泉を持つ宿であり、

「月」とはゆかりのある旅館であり、

今回の改装で唯一「月」という名を持つ部屋でもあります。

 

部屋の前のテラスからは素敵なお庭が眺められ、

ほかのお部屋よりもテラス上部が開けていて南を向いているので

月が眺められることが部屋名の由来でもあります。

 

部屋の中は白を基調としていて、

これは、月の出頃に空が明るくなりかかっていることを謳った

芭蕉の句から「月の出る空=白」のイメージとなっています。

 

~月白(月代)や膝に手を置く宵の宿/芭蕉~(笈日記)
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そしてこの部屋にはいくつか月をモチーフとしたものが

ちりばめられています。

 

洗面所、ミラーの一部が三日月形照明になっています。

私のお気に入りポイントでもあります♪
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露天風呂にも「月」が浮かびます。

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これで空が曇っていても「月」が眺められます。

ぜひ実際に行って確かめて下さい。
Tsukigase Spa 雲風々

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後藤1号

旅館デザイン|リノベーション進行中|露天風呂の作り方

こんにちは、吉川です。

ブログで度々報告してきました、
伊豆の旅館さんのグランドオープンが7/4に決定いたしました!

その名も「Tsukigase spa 雲風々」

その由来は、
「奥の細道」で松尾芭蕉が旅に出る際の旅情を記した一節を抜粋した、
「片雲の風に誘われて、思いのままに時を過ごす」というコンセプトから来ています。

HPも開設しましたので、是非そちらもチェックしてみてください。

雲風々HP

すでに予約の問い合わせを多く頂いているとの嬉しい報告を頂いています。

工事も完了に近づき、
細かい詰めの作業を残すところとなりましたが、
数週間前は現場チェックの為、毎週のようにスタッフ全員で出向くこともしばしば。

現場では、壁紙を貼る職人、タイルを貼る職人、お風呂を作る職人と、
あちこちで職人さんが同時に作業をされていて、
オープンが近づくにつれ、現場の緊張感がぐんと高まっているのを感じました。

そんな中、露天風呂の施工中の現場を記録してまいりましたので
少しご紹介を。

今回は露天風呂付きの離れ7室のテラスデッキに露天風呂を設置するのですが、
施工前のテラススペースがコチラ↓
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何もないお庭に、モルタルで下の写真のように浴槽を成型していきます
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この様に長方形のものから、


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月をモチーフとしたもの、
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釣り鐘型など、

全て形を変えています。

そして、下地の成型が終わったら、
モルタルに水がしみ込まないよう、防水材を塗っていきます。

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塗っているのはコチラの塗料↓

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ウレタン樹脂と特殊なアスファルトが原料となっていて、
普通のペンキとは違って、 「ネバァー」としていて粘度が高く、ゴムのような弾力性があります。

一見、普通の塗料の様にも見えるんですが、
水を浸透させない様しっかりと膜を張ってくれるんですね。

さらにここにタイルなどを貼り付けていって完成です。

先日他スタッフが見に行った際は 完成していて、
↓の様に養生をかけられているようです。


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テラスの向こうには竹林と狩野川がチラリ。

温泉に浸かりながら、景色と川の流れる音が楽しめられ、
コンセプトの通り、思いのままに時を過ごしていただけるのでは。

温泉に満たされた完成の状態もこちらでご報告できればと思っています。

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吉川

旅館デザイン|リノベーション進行中|扉の開き勝手

こんにちは、吉川です。

先日、旅館に納品する冷蔵庫を発注したのですが、
その際に「うーん…どっちだろう??」と、悩まされる出来事がありました。

下の2枚の写真、ABを見てください。

▼A
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▼B
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上のAとBの冷蔵庫、

どちらが 『右開き』 で、
どちらが 『左開き』 だと思いますか??

正解は・・・

A が 『左開き』 で、B が 『右開き』 でした!

考え方としては、平面図で見たときに、

扉の吊元が左で、左に向かって開く方が 『左開き』

hidari02.gif

その逆が 『右開き』 ということだそうです

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設計をするものとしては大変お恥ずかしい話なのですが、
発注するまで、どっちがどっちかが分からず、
ボスに教えて頂きました。

(あやうく逆の向きて発注するところでした・・・)

因みにこの法則は冷蔵庫に限らず、
部屋の扉や窓など、全ての扉に共通しているそうです。

設計者の間では周知のとおりだと思いますが・・・(汗)

みなさん、ネットショッピングでお買い物の際など、
間違えて注文したりしない様に気をつけてくださいね!

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吉川

旅館デザイン|リノベーション進行中|料理の打ち合わせ

こんにちは。
後藤2号です。

先日、現在進行中の旅館プロジェクトで料理をプロデュースをしていただく板長さんの
お店にて、打ち合わせを兼ね、試食をさせていただきました。

私たちは空間や設えだけでなく、そこに供されるお料理のご相談にも
対応させていただくので、今日は役得です。

プロジェクト中なので詳細なお店の情報は今のところ出せませんが、
オープンの際にはあらためてお知らせさせていただきますね。

情緒感じる京料理でいつも感動を与えてくれます。

料理はもちろんお皿やお酒など
細部にまでこだわりを感じることができます。

そんなところが総じて
今回のプロジェクトのコンセプトに合うお料理たちです。

すべての料理が美味しかったのですが、
今回はとろみによりツヤが美しい鉢の料理が豊富でした。
しつこくなく、とても上品です。
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特に感動したのは、豆を濾し、香りがとても良く、
発色も美しいこちらの料理。

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カウンターで頂いたのですが、
目の前で板長さん自ら焼かれるだし巻きは、
ふわっふわです。

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やはりカウンターで丁寧に盛り付けられるのをみると格別なものもあります。

デザート前の締めに、
じゃこがのった炊かれたばかりの白米、
お漬物・お味噌汁がやさしく、食欲をますますそそりました。

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それから、桃の節句の周辺の日程で伺ったので、
女性にと甘酒を使ったデザートが出てきて
美味なだけでなくサプライズにも感動でした。

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試食後は、そのまま板長さんと打ち合わせをしたのですが、
そこにいるすべての関係者がひとつの旅館を立ち上げる熱と真撃な姿勢に、
この席に立ち会える、この高揚感こそが原動力になります。

一日も早くこちらの旅館のお知らせができるよう
そのためにも毎日奮闘しておりますので、
お楽しみに!!

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後藤2号