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旅館デザイン|仕事の合間の出来事|第一回旅館甲子園 | 「旅するデザイン会社」|エフ・モード
  • F-MODEに関することスタッフの気づき旅館プロジェクト
  • 2013.06

旅館デザイン|仕事の合間の出来事|第一回旅館甲子園

こんにちは、吉川です。

先日、東京ビックサイトにて開催された「旅館甲子園」を覗いてきました。
 
「旅館甲子園」とは、全国の旅館・ホテル約1600軒を対象に出場者を募集し、
多数のエントリーから旅館の日本一を決めるプレゼン大会です。
 
今回は記念すべき第1回目とのこと。
 
私は途中から入場したのですが、広い会場に並べられた椅子は既にいっぱいの超満員。

タイミングよく始まった鬼怒川温泉のプレゼンテーションを
後方の立見客に交じって観覧するかたちとなりました。
プレゼン冒頭はオープニングムービーの上映からスタート!
 
ドキュメンタリー番組さながらの非常に凝った構成で、
経営者から厨房スタッフ、清掃係、といった
各現場で活躍する方々にスポットを当てながら旅館の魅力を伝える内容です。
 
上映後は代表の金谷社長が舞台に現れ、
旅館の再生に向けた現在までの取り組みを力のこもった口調で語られていました。
 
時折、涙がこらえきれず言葉に詰まる場面も。。。
 
メーンバンクが破たんしたどん底の時期から這い上がるまでの苦労、
ついて来てくれた仲間たちへの熱い思いなど。。。
 
私も聞いていて思わずウルッときてしまいました。
 
現場での取り組みとしては、
目標をただ数値化すると情緒が無くなるので"ビジョン"を持つようされているそうなのですが、
ビジョンを共有する場として、年に一回経営方針発表会を開催されているとのこと。
 
その際には大宴会も行い、メッセージビデオを上映し皆で泣いて
社員全員で “感動を共有” するという具体的な取組みについてお話を伺うことが出来ました。

koushien.JPG

 
今まで、こうした会場での企業プレゼンをいくつか見てきましたが、
こんなにも “情熱” を感じるプレゼン大会を見たのは初めてで、
観客側も勇気を与えられるような素晴らしい内容でした。
 
旅館業は近年若い人手が減少し、人手不足に喘いでいる旅館も少なくないと聞きます。
そういった問題を少しでも打破できるよう、こうしたイベントを通して、
旅館業の魅力を広めていけるといいですよね。
 
吉川

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