• ケーススタディ美容室プロジェクト
  • 2020.07

店舗併用住宅デザイン|仕事も家庭も両立できるマイホーム

仕事も家庭も両立できる理想のマイホームを叶えませんか?

 

1階が美容室、2階を住宅として設計された店舗併用住宅の1例になります。

 

店舗併用住宅、ケーススタディ第一話 美容室編開幕です!

ランドセルを揺らしながら帰ってきたのは、

この家に住む小学4年生の男の子。

 

「ただいまー!

あっ!おばちゃんこんにちは!」

ペコリと一礼して自宅の玄関へまわり、また階段を駆け上がる。

 

バタバタとリビングに飛び込んで、

 

目指すは冷蔵庫。

冷えた麦茶でのどを潤してから、棒アイスを片手にしたところで

友達がチャイムを鳴らした。

「おっじゃましまーす!」

 

 

アイスで体を冷やした二人が向かったのは、意外にも和室の将棋盤。

ニュースを賑わす将棋棋士の藤井聡太に憧れ、

将棋クラブに入ったところから始まり、

一年は夢中になってやっているのでなかなか良い腕になってきている。

 

一時間みっちり対局したあとは、

ソファに移って少年らしくゲームの時間。

と思いきや、録り溜めている将棋チャンネルを見まくる二人。

インドアな二人がどこまで上り詰めるのかが楽しみだ。

 

 

1階の美容室では、すっかり常連さんのようになったお客さんと話に花を咲かせつつ、

シャンプーを心地よく仕上げるこの家の母美容師。

適切なタイミングでツッコミを入れてくるオーナーのお父さんとは、絶妙なコンビなので、

近所ではちょっと有名である。

この春にこの家が建ち、美容室を同時にオープンしてから5か月が経つが、

閑静な住宅街のこの近辺では、その当時ひと際注目を集め、

温かくも洗練された空間を気に入ってくれて、

有難くも安定した客足で、満員御礼の日々である。

 

 

奥のベッドでは、将棋少年と歳の離れた姉が、

ネイリストとして独立し、この一角でその実力を日々磨いている。

 

 

 

 

 

 

セット面2台、シャンプー1台のこの貸し切りのようなプライベート空間に、

家族で来店されるお客様にも、おひとり様のお客様にも、安心して来店できると太鼓判を押してもらっている。

 

愛情を注ぎ建てたこのマイホームで、

たくさんの笑顔が広がっていることにいつも力をもらって、

また今日いちにちを頑張っている。

 

夕方になり母さんは一足先に家にもどり夕飯の支度、

姉ちゃんと父さんは店じまいをしながらも

今日の夕飯を想像してワクワクしている。

 

ヘビーな1日だった。

腹の虫がいつも以上に大袈裟に鳴いている。

 

「こんな日にすぐにあったかご飯で寛げるこの距離が、幸せだよなー」と

膨れたお腹で和室に移り、

将棋少年と一局打ちつつ、晩酌を続けるお父さん。

 

その誇らしげな背中を見て、一息つくお母さんもまた、

満足気な表情で、将棋少年にとっては穏やかを感じる日常であった。

 

 

 

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いかがでしたか?職住一体のおうちのストーリー

 

美容室にいるときは、生活感を感じないけれど、

扉1枚で、くつろぎのプライベート空間へと誘えるその魅力について、

想像して頂けたら、

 

 

1階と.2階の間取りを作り、色々と検証を重ねてパースに移行しました。

このパースからは見えてこない1階部分で、

ワークステーション(材料をストックしたり、液剤を調合したりする)の奥にトイレと、

シャンプー台の奥に見える扉を開けると、

実はバックヤードと和室があります。

この和室は着付けの時に使ったりもできますね。

テラスだってありますよ。

 

2階のイメージ写真にはLDK&和室が見えていますが、

奥にバスルーム・トイレなどがあるのはもちろんですが、

ウォークインクローゼットと洋室、

広いベランダやサンルームもあります。

 

 

また間取りの図面なども公開できたら良いなと思っています!

 

店舗併用住宅に興味のある方や、

現在検討中の方はぜひ一度お問合せください!

 

ZOOMでの打ち合わせも可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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