- F-MODEに関することケーススタディ
- 2020.04
バリアフリーのかっこいい未来を目指して・・・
「バリアフリーのかっこいい未来を目指して
最近はバリアフリー対応客室に力を入れてるんだ」
私が育休明けはじめて亀田と話した時に、
「最近社長の中でどんな仕事が熱いですか?」
と尋ねたときの回答がこれでした。
「障がいがあっても心は一緒、彼女と一緒の旅なら
カッコつけたいじゃん。みんな気持ちは一緒なんだよな。」
「なのにいざ客室に通された時に、窓から見える景色にがっかりとか、
病院のような設備が色々あったりするとやっぱりカッコつかないよね。」
「自分たちがお手伝いできることは、健常者と障がい者の
両方の目線で見てもカッコ良い空間を提供するという事だと思う。」
アンテナを磨き続ける方にとって、美しい空間で過ごしたいという気持ちは同じですよね。
亀田がその気持ちを持つようになったきっかけをつくった人が、
障がい者の外出環境を整備する事業に取り組んでいる
NPO団体アクセシブル・ラボの代表理事である大塚訓平さんに出逢ってからです。
大塚さん自身が車いす生活をしている中で、
「困った」「残念だ」という実体験をもとに、
亀田は住宅の設計をしたり、アドバイスを頂いたりしながら旅館の設計などに活かしてきたと言います。
そして、なんと亀田はこちらのNPO団体アクセシブル・ラボの理事も務めさせて頂いています!
HPに掲載されている亀田のコメントを引用しておきます。
“(前略)旅行をする時に、障害者対応とうたっていてもそこには
本当に障害のある方を思いやった設備や装置が少ないという実体験を理事長より聞きました。
また設備が優先になるあまりにロケーションなどに配慮されていないお部屋もまだまだ多いのが実情です。
僕はインテリアデザインに携わる人間として、障害を持つ人が、旅に出かけたくなるような客室をデザインしていきます。
かっこいい宿、カフェや美容室、障害を持つ方も健常者の方も意識することなく
楽しめる空間を作っていきたいと考えています。(後略)”
車いす目線で考え、世の中に存在する様々な社会障害を解決していく
↑アクセシブル・ラボのサイトも紹介しておきます。
エフ・モードは空間を作る側に出来る最大限の努力で、
デザイン性をもったバリアフリーの形というものを追求していきたいです!