• スタッフの気づき
  • 2017.09

空間デザイン|仕事の合間の出来事|器|日本のデザイン

こんにちは

出かけた時にちょっと入ったお店のことを。
作家さんの器が主で、時にはアート作品などの
お取り扱いがあるお店です。

古い町家?長屋にちょっとだけ手を加えた感じのお店で
家1軒がお店になっているところで、
うかがった期間はちょうど「そばちょこ」の企画展をされていて
沢山の種類の蕎麦猪口が並んでいました。

形状も深め、浅め、口が広かったり、
軽いものだったりカラーがすごくカラフルなものや、
カップ麺の外側をリスペクトしたもの?だったり、
見ていて飽きなくて、
子供と見ながら、「これだったら何入れるー?」
「ちっちゃい丼にしてー、お刺身いれてーー」
とか勝手にうちのものみたいに妄想していました。
近くでみて、触って、また遠目でみて、また触ってー
など楽しくて全然飽きることなくでした。

「そばちょこって携帯をいれるとスピーカーにもなるんですよ」
とスタッフの方が他のお客様にお話しされていたのも耳にしたり、
蕎麦猪口が鉢として植物が植わっていたり、
さしげなく一輪さしの様にそばちょこが使われていたり、
カフェスペースでは、
そばちょこにデザートが入ったものが提供されていたり、
用途は色々でー、というのがさりげなくて
見てて楽しく、気づけば一時間もいるような感じでした。
いや、もっといたのかも、、、

展示品はさることながら、
そこの一軒家店舗の空間がとっても居心地のいい、
日本独自のいい雰囲気がゆっくり流れる時間みたいなものを
感じさせてくれました。

古いけど綺麗にすればすごくそれが趣があって
落ち着きがあって、
新しいものにはない奥ゆかしさみないなものを
再確認できたなと思いました。

最近のエフモード、宿泊施設のお仕事の他にも店舗のお仕事が
ありがたいことに増えてきておりますが
内装建材などでも日本の特有柄のものがグンと増えたなと感じます
オリンピックに向けてというのもあるのでしょうが、
純粋に日本のデザイン・室礼などが良いと感じる人が増えてきているが故のことなのかなとも思っています。
エフモードそういう雰囲気は得意とするところ、
日本の素敵さみたいなものが多くの人にじわじわ浸透していること
まわりまわってなんかよかったなんて思う、今日この頃でした。

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