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- 2011.07
岡本太郎のアトリエへ
2011年は、岡本太郎生誕100年ということで、
現在、都内の至る所でイベントが開催されています。
今年の春に東京国立近代美術館で開催されていた「岡本太郎展」で、
そのダイナミックな作品たちに圧倒されてからというものの、
「岡本太郎」と聞くと、つい反応してしまう今日この頃です。
表参道を歩いていた先日も、そういえば、
岡本太郎のアトリエはこの近くじゃなかったかなー、と
思い出しまして、行ってみることにしました。
そのアトリエがこちら、現「岡本太郎記念館」です。
こちらは元々、岡本太郎のアトリエ兼住居。
1954年から1996年に亡くなるまで、50年近く実際に生活されていたそうです。
早速中に入ろうとすると、
「館内は撮影OKですから、自由に撮っていってくださいね~」とのこと。
そのお言葉に甘えさせて頂き、たくさん写真を撮りましたので(笑 )
ご紹介していきます!
まずは一階リビングから。
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床には作品がゴロゴロと並び、その奥には岡本太郎の像が。
(酷似しているので一瞬ドキッとしました。)
そして、このリビングの奥へと突き進んでいくと、アトリエにたどり着きます。
こちらは描きかけの絵。
ちなみにこの記念館では描きかけの絵だけが所蔵されていて、
完成品は川崎の岡本太郎美術館に寄贈されているそうです。
アトリエの作業机には、様々な筆や絵の具が。
つい先程までそこに太郎がいたと思わせるような演出です。
傍らにあるゴルフバックが気になります。
アトリエの入り口にあったこちらのアップライトピアノは、
制作の合間に弾いていたのでしょうか??
そして2階に上がってきます。
絵画を展示する真っ赤な部屋がこの先にあります。
2階は、ちょっと床でくつろげるスペースがあって、こどもが遊んでいたりと、
のびのびと過ごせる、とても居心地のいい空間でした。
建物内を見たあとはお庭へ。
青々とした植物と、原色の作品のコントラストが、
見ていて爽快感があります。
こんなところにも、作品がコッソリ
「岡本太郎展」で展示していた作品も多数ありましたが、
同じ作品でも場所が違うと表情が全然違って見えます。
建物入り口には小さいカフェもありましたので、
青山・表参道のお買い物の合間に是非、
休息を兼ねてこちらでまったりされるのもおススメです!
吉川