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- 2011.01
本の森
先日、母校である武蔵野美術大学(通称ムサビ)に遊びに行った際、
藤本壮介さん設計の新図書館を見学して参りました。
都心から、電車とバスを乗り継ぐこと約1時間半。
畑に囲まれた、のどかな風景の中にムサビの校舎はあります。
正門を入って200M程歩くと、新図書館が現れました。
こちらがその外観です。
ガラス箱の中を、
地上2階分の高さの書棚が螺旋を描きながら空間を構成しています。
表面のガラスには周囲の植栽が移り込んでいて、
林の中に入って行くような…
そんな感覚がありました。
そしてゲートをくぐって中に入っていくと、
現れるのはキャットウォークとこちらの大階段。
所構わずどこにでも座る(寝る?)ムサビ生の習性を知る私は、
この階段を見て「あ~ムサビっぽい!」と思いました。w
天気の良い日に、ここでゴロゴロしながら雑誌を読めたら最高だな~、
と妄想しながら2階に上がって行くと、
今度は巨大な数字が出現。
よーく近づいてみると、ボトルキャップの様なもので「6」が作られていたり、
いくつもの小さい「3」で「3」が作られていたり…
本のジャンルを表記するこの番号。
デザインはグラフィックデザイナーの佐藤卓さんだそうです。
豪華ですね~!
そして更に驚いたのは、
至る所にデザイナーズチェアが置かれていること。
アアルトのパイミオ、
エーロ・アールニオのボールチェア、
パントンチェア、
ヤコブセンのエッグチェア等々、
これらは展示している訳ではなく、
いくらでも自由に座っていいとのこと。
う、うらやましい…!の一言です。
今回は先客がおり、
自分の好きな椅子を占領することは出来ませんでしたが、
次回来た時にはその夢を叶えたいと思います。
吉川